貸家の増加が著しいが、そのなかでもプレハブ工法によるアパート形式が急増している。たとえばプレハブ建築協会の調べによると、低層連続建て住宅(アパート)は昭和五十八年度で約五万五七〇〇戸であったものが、昭和六十二年度には約二一万二八○○戸へと倍増以上の増加ぶりとなっている。しかも、こうしたアパート建築に対しては、プレハブ工法は在来木造にない強みをもっており、これがプレハブアパートを増加させる原因であろう。
奈良市の新築一戸建て
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プレハブメーカーそれぞれをとってみても、主要各社ではアパート供給の割合が急速に増大している。アパート受注に関してもっとも実績が大きいのは積水ハウスであり、続いて大和ハウス、ナショナル住宅産業の実績が大きい。これら三社では、住宅供給量の半ば以上がアパート供給によって占められていると考えられる。もう一つ、プレハブメーカーのニューマーケット指向としてリフォーム需要の獲得を挙げることができる。最近、住宅所有者のなかで、その住宅の質的改善の意欲が強く、一つはそれが建替え需要につながっているが、もう一つはリフォームにつながっているのが最近の傾向である。その意味でリフォーム需要の伸びは著しく、たとえば(株)日本リフォームセンターの推計によると、年間五兆円台の需要があるとされている。